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ホワイトタイとシャツ

ホワイトタイには、このシャツ

なかなか着るようなチャンスはない

めったに一般的には着ない指定服であるホワイトタイですが、主催者側でフォーマルのホワイトタイ指定であれば、すべてにおいて決まりに沿ったスタイルをすることになります。

その決まりにある一つ、ホワイトタイに着用するシャツについて知っておきましょう。ホワイトタイで着用するシャツは、白無地で、イカ胸と呼ばれているウイングカラーで、前立てに飾りボタン(スタッドボタン)がつくタイプを選択します。

海外では、イカ胸の部分を「スターチドブザム(starched bosom)またはスティッフブザム(stiff bosom)」と呼んでいます。イカ胸のシャツはホワイトタイでのみ使用されますが、なぜかというと、布を糊付きの芯で固めた仕様になっているため、胸に勲章を下げても大丈夫なようにする目的のシャツだからです。

カフスの基本はシングルですが、最近では折り返して止めるダブルカフスの許容もされており、スタッドボタンとカフリンクスは白蝶貝でまとめます。これでわかるように、勲章でも授与されるような方でないと、なかなか着るようなチャンスはないシャツということになるでしょう。

 

厳格で、流行には流されないシャツ

世界で公認されている礼装というのは4つだけ。モーニング・燕尾服・タキシード・自国の民族衣装だけなのです。それだけ格調高い服装だということになります。

民族衣装以外については、すべてにシャツが必要であり、燕尾服であるホワイトタイのシャツは夜のみに着用ということですし、何かの授賞式ぐらいにしか登場しませんから、厳格で、流行には流されないシャツといえるでしょう。

ちなみに、アメリカ海軍では、民間のホワイトタイの代わりに夜会服というものを着用するようで、燕尾服もオプションとしてあるようです。

逆に日本の自衛隊は準礼装が制服ということがあり、このように、特殊な団体ではホワイトタイの代わりをする制服がありますが、いずれもシャツは一般の礼装に沿ったものを着用するようです。